ポンピドゥーセンター傑作展に行ってきました!
色々と衝撃だったり、発見したりした事があったので、簡単なレポと考察をしまーす!!
1907年~1977年まで年順で1枚ずつ展示っていう形式で展示。
1945年は20世紀において重要な年なので、あえて作品はなしで『バラ色の人生』という曲だけが流れるという演出もかなりアバンギャルド。
特にその中でも、やっぱりピカソの絵はすごかった。
見た瞬間に分かったし、一枚の絵から伝わるエネルギーが本当に強いと思う。
他の絵と並んでてそう感じるのはもちろん、その昔、ピカソ展でピカソonlyだったときも、全部の作品のエネルギーが強すぎてちょっと気分悪くなった事を思い出した←
絵は描き手の思いとかが込められてるから、これを描いたパブロ・ピカソって人はどんだけエネルギーに満ち溢れた人だったのか気になってしょうがない。
あと、印象的だったのは、針金を曲げて踊っている人間の様子を表した作品。
解説に人の手で曲げた訳じゃなくて自然に曲がったものを組み合わせて表現してあることで表現の可能性を広げた的な事が書いてあって、
人の手で曲げてないとかどういうことなの?
曲がってるやつを探して組み合わせたのがすごいの?
曲がってるやつを探して組み合わせたのがすごいの?
って、疑問ばかりでまるでポケモンのコダックの様に頭をうんうん悩ませてしまいました。
総括としては、現代アートって昔から全然わかんないなぁって思ってたし、今回、この美術展に行ったけど、やっぱりわかんなかった。
それでも、昔よりは少しはわかるようになったと手応えを感じたのは、作品そのものというよりも、その作品を産み出した発想とかが評価されてるって事なんじゃないかと思えるようになったこと。
だって、そうじゃなきゃ、木の丸椅子の上に自転車の車輪の部分が逆さまにのってるオブジェのすごさは私ごときには理解できない。
で、展覧会を見た後に同行の友達にその話をしたら、大学で芸術学をを専攻してた彼女達からは、作品をただ発表するだけでなく、それをみた観衆がそれを見て何かを感じることで作品が完成するっていう作品と観衆の関係性が芸術として評価されてるって事だよっていうありがたい解説もいただいた。
そこで思ったのは、本当に才能がある人なら、受取手を排除して、所謂マス○ーベーション的な感じで作品作りをしてもきっとよい評価がされるのかもしれない。
全てを超えてるから。
でも、私の様な特に才能も無くて好きでやってる人間はやっぱり、読者様という鑑賞者に理解してもらえるように意識して話を描かないと、自分が読んだときもつまらないし、そうじゃないと作品が完成したとは言えないんじゃないかなぁと思った。
表現技法は違っても、何かを発信したいという思いを持ってる自分にはかなり考えさせられる美術展だった。
ただ、結論としてはやっぱり、私はルネサンス期の宗教画とかそーゆーわかりやすいのの方が好き←
わかりやすくて、ただ無条件に美しいと思えるものがやっぱり心に入りやすいので。
あと、そこでリサとガスパールの最新作を読んだけど、リサの気性の荒さおよびバイオレンスさとガスパールの若干二股かけてるんじゃないの疑惑が大爆笑ww
興味ある方はぜひ読んでみて下さいww
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